ガーディアン記事: 開発業界で仕事を得るヒント

お久しぶりです、のりおです。灰色の空の下、最初の課題を終えました。


さて、最近読んだ記事が、大学院を考える段階で読んでおくといい記事だと思いましたのでここでシェアします。
仕事を探す段階で読むと、「先に知っておきたかった...」となりそうです。

なんらかの「専門性」を培って、それを生かす職種を業界内で探しましょう、と言っている人が多いです。
だから、必ずしも"development studies"のコースに行かなくても、いいと。
大事な点だと思います。

ガーディアンのworking in developmentシリーズもあわせてどうぞ。すごく皮肉が効いたもの(11 of the best aid parodies)もあります。

短いですが、今回は以上です。
では。



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# by ideas_blog | 2017-11-25 11:06 | キャリアについて | Trackback | Comments(0)

ロバート・チェンバースの参加型ワークショップ

のりおです。


先日、ロバート・チェンバースの参加型ワークショップに行ってきました。
この方は開発業界、特に社会開発の分野にいる人なら皆名前を聞いたことがあるような先生で、
参加型開発手法を開発し、開発の現場に導入してきた大御所です。
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英語のwikipediaの方が研究内容に詳しいですし、ここからご本人の論文にも飛べるので英語で読む体力のあるかたはこちらからどうぞ。
参加型開発についての概要はこちらを。 本もたくさんあるのでアジ研の図書館ウェブサイトなどで検索してみてください。


さてチェンバース氏主催の参加型ワークショップはこれまで3回機会があったのですが、今回のものは前回の参加者が「今回のが一番目からうろこだった(*英語を意訳)」と評しているような、視点を変える方法を学ぶ機会だったと思います。

こちらがチェンバース氏、御年85歳。しかし元気。ワークショップは朝から夕方までぶっ通しなのですが、それを土日2回に分けて一人で開催・仕切りきるのですから、驚嘆です。

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今回のテーマは権力・立場関係について、また季節によって貧困具合が変わる場合の現実の捉えづらさについてのワークでした。
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細切れのワークが1時間ごと程度にいくつもあり、それにその都度作られたグループごとに取り組んでゆく感じです。

ワークショップの内容を学ぶだけでなくて、チェンバース先生のワークショップの仕切り方などからも学習せねばと思い先生を観察していました。
手法はかなりアナログで、電化製品は一切使いません。スライドを見せるときのみ唯一、透明のフィルムに文字や図が書かれたものを光を通して壁に写す機材で行っていました。(そしてわたしはその機材の名前がわからない)

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IDSとGlobal Studiesそれから教育学の方面からも、開発に関わる修士課程以上の学生が皆集う機会、いろいろな人に会えるのも面白かったです。IDSはサセックス大学の中にはありますが、それ自体は独立した研究機関で、学生も職務経験を持っている人がほとんど、政府からの派遣の人も多い大学院です。しかしそれ以外の学部では学部から上がってきている人も多いので、年齢層も多様でした。そんなメンバーが床に座り込んであーでもないこーでもないと紙をペンを手にワークをするのは、きっとオフィスなどでは難しいでしょう。参加型開発の手法はホワイトカラー(候補者)が仲間意識を高めるためにも有効でした。休憩時間にはコモンルームにコーヒーとビスケットが準備されており、これもきっと参加型ワークショップの仕掛けの一つなんではないか、、、と思っています。ちゃんと本を読んで見なければ。
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そんなこんなで、秋は更けていきます。
皆様お風邪など引かず、お元気でお過ごしください。




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# by ideas_blog | 2017-10-29 10:21 | 開発について(経済開発/社会開発) | Trackback | Comments(0)

サセックス大学の開発学: セミナーがウェブ動画で配信されています

のりおです。
サセックス大学内にある研究、大学院教育機関IDSと、Global Studiesなど主催のセミナーシリーズがウェブ動画で配信されており、一般の方でもどのような発表が行われているのか覗き見ることができるので、お知らせに上がりました。

"Decolonising development (開発を脱植民地化する)" が今期のセミナーのテーマ。
めちゃめちゃざっくりというと、開発は基本的に先進国(第一世界/North)が途上国(第三世界/South)に向けて行うもの。その中で、植民地主義と同じような思想で開発を進めていませんか、と問うものです。以上だけだとあまりにも言葉足らずなのでwikiでも読んでみてください。
参考: 新植民地主義[wikipedia]


ちなみに、DecolonisationやPost-colonisationというのはIDSやGlobal Studies界隈でよく聞かれるキーワードです。

ご参考までに、こちらは、参加型開発で名高いロバート・チェンバース氏のワークショップで黒文字の「コンテキスト」を見て思いつくキーワードを書き出してゆくワークショップの作業用紙です。IDSでどのようなトピックがどのような立場で語られているかがなんとなく見えますね。
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初回のトピックはこちら。

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ヨーロッパ・北米そしてそれらの植民地の近代化とそれに伴う理論や学問分野の発展を概観するのですが、その中でいかに社会学・哲学・人類学が植民地主義の思考に偏っていたかという批判が趣旨でした。近代化と一概にいっても、そもそも何なのか、ということを改めて自分に問いかける機会となりました。multiple modernityという言葉、初めて聞きましたが、もはや近代化が西洋(またこうやって一絡げにするのも語弊がありますが)だけのものではない中で、あってしかるべき概念ですね。

さて、私の疲れた頭の絞り出すつたない感想よりも、実際の講演を聞くほうが良いかと思います。
セミナーは、FacebookでLIVE放映されていました。録画された映像はこちらにアップロードされているので後からでも視聴することができます。
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全部イギリス英語で、しかもプレゼン資料もないのでなかなか全部理解するのは大変かと思います。(わたしも全部は理解できていません。「講義」ではないので、オーディエンスがそれなりの知識を持っている前提で理論の名称や研究者の名前をバンバン出してくるので。ググりながら聞いてました。)
しかし前半はわかりやすいと思いますし、また最後の質疑応答は現代イギリスの"citizenship"について具体的に話していたりして特に面白いと思います。

追記: ブログとして講演の報告記事がまとめられています!http://www.ids.ac.uk/opinion/decolonising-our-minds



今後のこのセミナーシリーズの予定は以下の通りです。 私は次回のアンドレア・コーンウォール教授(Global StudiesのHeadです)のセミナーが非常に気になっているので彼女の論文など事前に読んでおこうと思います。
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おそらく次回もfacebook liveでの中継も行われると思うので、詳しくはIDSのウェブサイトかfacebook ページを覗いてみてください。
(ブライトンに来てから、イベントやコミュニケーションのツールとしてのfacebookの覇者っぷりをすごく感じています)

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では。





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# by ideas_blog | 2017-10-27 02:17 | 開発について(経済開発/社会開発) | Trackback | Comments(0)

世界の学窓から 〜英国・サセックス大学進学報告〜

のりおです。
イデアスでは外国人研修生が到着し、入所式が行われたようですね。新入生のみなさん、おめでとうございます!


さて、私はブライトン市近郊にあるサセックス大学のGlobal Studies学部内にある人類学専攻に進学しました。この大学に進学したイデアス生は私だけではありませんが、この記事では私自身がこの大学を選んだ理由と実際進学してどうかを書いてゆきます。

1. プログラム
人類学を開発のフィールドでやろうと思うと、英国での有名どころはロンドン大学のSOASかUniversity of Sussex。
結局、実践を重視する教授陣と、授業モジュールの内容と、隣に開発専門の研究機関であるIDS(Institute of Development Studies)のあることを理由にサセックス大学にしました。

授業が始まってみると、英国人類学とアメリカ人類学(80年代以降の主流)を分けて学問の概略を捉えさせてくれるところや、そもそも人類学や開発というトピックを批判的に見るところから始めており、自分の疑問を考えるのに非常に適したコースに来られたな、という印象です。これまでの学問の変遷、また各国の開発の歴史などを前期で概観したあと後期で具体的な人類学のメソッドを学びます。前期の最初に"ethnography(民族誌)"の読み方、を与えられた文献で学習してから、様々な民族誌や、人類学者が書いた開発(と植民地主義なども)に関する論文を読み込んでいくという感じです。

クラスの人数が18人と多くなく、また先生達との距離も近いのもアドバンテージです。IDSのdevelopment studies に進学した知人は、コースに100-150人もいて覚えきれないと嘆いていましたが、サセックスの人類学専攻4コースはどこも基本的に少人数のよう。

気になったのは、私のいるコースにはサセックスの留学生の大半?を占める中国人がゼロということ...。アフリカ系もいません。(サセックス大学には黒人系がそんなに多くない印象です。) 開発における植民地主義的態度を批判したりしている割にはクラスにいるのはほとんど先進国出身者ばかりで、人類学という学問の偏りを感じています...。
具体的な内訳は以下。
-英国出身: サセックス大学のBA Anthropologyから上がってきた学生が3人、その他の学部からきた学生が2人、
-留学生: EU各国3、中南米4、日本人3、アメリカ人2、南インド1
-男性4、女性14
-半数(中南米組など)が社会経験(NGO, UNなど)あり、半数(UK, 日本など)が学部卒業後そのまま進学

しかし、人類学を選ぶような学生たちですから、非常に対話を重んじ、相手を尊重することに長けているような性格の人が多いと感じます。自国以外で過ごした経験を持っている人も多いです。印象的だったのは、学部時代に経済学を学んだ結果、そこから見えないものを学びたいと人類学に舵を向けた学生が2、3人いたこと。

Mater of Artsの学位が出る英国の大学院にはtaught course (講義中心のコース)が多いかと思います。わたしの所属するコースもこれにあたります。ちなみに論文を書く修士はM.Philという学位です。
私のコースでは前期は週に4日授業があり、2つのモジュールで各レクチャー1コマ、セミナー1コマがあります。選択授業はありません。(後期は必須モジュール2つと選択2つ。) 1日につき授業時間は1,2時間なの先生と顔を合わせている時間は全然長くありませんが、文献リストが膨大。必須文献と、興味に合わせて読んでくるといいよ、と推奨されている文献のリスト合わせるととても時間は足りません。

*これはどのプログラムに進学するかで異なってきます。IDSでは一日中授業が詰め込まれているコースもあると聞きました。 (ソースは河津さん)


2. 物価と生活環境
SOASはロンドンにありますが、そちらにしなかったのには、ロンドンの物価の高さもあります。とくに家賃。わたしは自費で留学しているので、貯金が目減りしていく様子を苦く思いながら節約して生活するのはしんどいなと思ったのです。

サセックス大学のあるブライトンはロンドンから1時間です。しかし家賃の相場は3分の2程度なのではないでしょうか。とはいえ、高めだな...と感じますが。私は寮ではなく外部の物件に住んでいます。大学まで自転車で20分、ブライトン市まで15分(だが帰りが坂道なので大変)。自分には大人数の学生と共同生活は難しいと感じたのと、バスタブが欲しかったこと、多少大学から距離を置いて通学時に頭を切り替える時間を必要だと考えたことからこのような選択になりました。住宅地なので周りは非常に静かで治安も良いです。スーパーが少し遠いのですが、デリバリーサービスが発達しているので無問題。ちなみに500GBP前後がブライトン近郊での個室+キッチンバスシェアの相場価格だと思われます。Spareroomやgumtreeというウェブサイトで350GBP程度で物件を見つけている留学生の同級生もいたので頑張ればもうちょっと安くで住めそう。大学もシェアメイト探しを手伝ったりしてくれます。
余談ですが、私の住居はサセックス大学よりもブライトン大学に近いので、寒い時はそこの図書館を利用して勉強しています。(サセックスの学生はブライトン大学の図書館を相互利用できます)

衣料品や食品の値段はだいたい日本の都会と同じくらいです。生産国が日本でみるものと異なっていて、観察するのが面白いです。しかし全体的に文房具や自転車は高くて、中国が遠いことを痛感しています....グローバルバリューチェーン....。

ロンドン以外にすむといろいろなものへのアクセスを逃すかと思いきやロンドンまでは1時間で日帰りできるので情報やイベントへのアクセスにも困りません。街としてもインフラ整備が行き届いていて、住みやすいだろうと考えました。(そして、当たりでした。)

ブライトン市の海辺はとても美しいです。
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*もちろん、雨はよく降ります。イギリスですから。


キャンパスも風光明媚です。キャンパスの裏手は国立公園になっており、人疲れしたら私はそちらへ歩きに行っています。
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ちなみに留学生は、とりたてて多いとは言えないまでもそれなりに多い印象。数年前までは十数パーセントだった留学生率(つまり高い学費を払ってくれる学生...?)が近年急上昇中らしく、キャンパス内では教室が不足ぎみで、新規の寮も目下建設中なのを目にします。そんなこんなでサセックス大学は比較的裕福な大学、って感じがします。...こんなに中国系の学生が多いなら学食に中華を用意してくれてもいいのに,,,という不満があるのは秘密です。


進学してからわかった、期待していなかったメリット

-IT サービスの充実
大学生活(教室・レストランの地図、メール、授業カレンダー、イベント、家探し、課題提出、プリンタ課金など)はsussex mobileという大学公式のアプリでまかなえて便利です。また全ての授業は録音され、講義スライドとともにサセックス大のポータルであるStudy Directにアップロードされます。これはイギリスの大学のデフォルトなんでしょうか。。。結構便利さに驚きました。

-図書館やITセンターでのパソコンの充実
学生用のPCの数が多く、動きもスムーズ。しかもMacがあり、Adobe CCも使えるのが授業以外で写真作品などに取り組みたい自分に好都合です。(メディア系の学部があるため?)。また、図書館以外にも24時間開いているITセンターも複数あるのでパソコンを持っていなくてもなんとかなりそう。
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-学部内でのイベントやセミナーの開催
Global Studiesでは、講義以外に頻繁に他大学の研究者の方を招いてのリサーチセミナーが開催されています。
授業外で自分の興味範囲を探索することを学部が重んじているように感じます。
IDSとも結びつきが強いので、セミナーシリーズや有志による論文講読セッションのお知らせがよく回ってきます。
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-アートセンター、学校公式イベント、クラブ活動(Society)
ACCAというアートセンターがあり、デジタルアート、演劇などの現代的なアートイベントがあります。ブライトン市のデジタル芸術祭の会場の一部になったりもしていました。この間は、ジェンダーに関する演劇がありました。ブライトンや隣町のHove (ホーブ)が非常にゲイフレンドリーな街であることも影響して、サセックス大学自体、ジェンダー平等性への意識が強いです。
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またmindfulnessのレッスンを開催している校内機関があったり、一見学業と関係なさそうなイベントをつまみ食いできるのはサセックスのいいところ。

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ソサエティと呼ばれるクラブ活動ももちろんあります。運動系・文科系クラブはもちろん、学部の勉強に関係したDevelopment Society、などもあります。基本学生の自治だと思いますが、ちゃんと大学に雇用されている専門の担当者もいるよう。研究者以外の大学スタッフによるサポートの手厚さが、さすがです。


-スポーツセンター
スポーツ施設が他大学より大きいかと言われるとそんなことはないと思います。しかしアクロバティックヨガだとか空中ブランコだとか変わったレッスンを開催していて、面白いです。自分自身はまだ運動に時間とエネルギーを割く余裕が正直ないのですが、来年暖かくなったら行きたいなあ、とぼんやり思っています。


とりあえず、私からは以上です。
もしサセックス大学自体についてより知りたいということであればサセックス大学の日本人同窓会や大学本体に問い合わせるのが良いかと思います。日本語がわかる日本人担当者もいます。


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# by ideas_blog | 2017-10-10 18:58 | 留学先から | Trackback | Comments(0)

イギリス大学院、授業開始前のイベントなど

のりお@ペルーです。中南米にきて、自分が古代遺跡に全然興味がないことに気がつきました。対して、コスタ・シエラ・セルバという全く違う地理状況が同一国内にあるペルーの、民族分布とか風俗習慣はめちゃめちゃ面白いです。なのでマチュピチュとナスカはすっ飛ばしてアマゾンに行く予定です。ペルーはアマゾン川の上流なのです。
しかし、景色のいい超有名観光地は、誰かと一緒に行きたいものです...(行ったら行ったで楽しいのだけれど、ただひとりだと寂しいだけ)

あ、あとイデアスの地域研究の授業で清水達也さん(IDE研究員でIDEAS卒業生)に教わったペルーの政治経済の内容などを思い出しながらリマを歩くのはこれまでにしてこなかった旅の体験です。こういう感じで地域研究の授業の知識って活きるのですね。
メキシコもそうだったんですけど、ペルーでも国内生産も国内消費も多いわりにはアボカドが高価なんですよ。輸出作物のしての生産に推移している様子を清水先生のレポートで読んで、学習しました。(しかし、もやもやはする。)


さて本題ですが。
サセックス大学から、今週になってやたらとメールがきます。イベントやオリエンテーションやオンラインポータルの使い方のお知らせなどです。もっと早く言ってくれよー、って感じですが、まあ運営の事情でしょうし、仕方ありません。旅行してるのは私の勝手ですし。

これらのメールにより、私は自分の学部のオリエンテーションに出られないことが発覚しました。がーん。
そして、参加型開発手法でこの業界ではめちゃめちゃ著名なロバート・チェンバース氏のワークショップにも出られない............。

こういうことになると思ったからあらかじめ授業開始前の予定を問い合わせたのに...。

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あの書類にはUNDERGRADって書いてたやないかーーーい、てつっこんだのですが、
まあ普通に考えてそうですよね。オリエンテーションとか、ありますよね....。


でもサセックス大学はそのあたりしっかりしていて、ちゃんとLate arrivalの学生のことも予想済みです。
学部のコーディネイターに直接連絡して、オリエンの補修をオンラインとその他のドキュメントをメールで受け取ることでできることになりました。
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あと、チェンバース氏のワークショップも、別のものがあると学部担当者がお知らせをくれて、なんとかいい方向に持っていけそうです。よかった。


サセックス大学には、その他、ウェルカムイベントがたくさんあるようで。イギリスの大学ってこんなにお祭り騒ぎなんでしょうか?学園祭の代わり?
Student Unionと、Student Societies (部活・クラブ的なもの)がいろいろ開催してくれるようです。

そういうイベントも全部オンラインでチェックできます。
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また、一応外部のイベントらしいBritish Science Festivalや、Brighton Digital Festival(大学内の施設でパフォーマンスがあるらしい)のイベントの案内も送られてきました。

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今回わたしは南米でいろんな新しいものを見聞きしている代わりに大学が提供してくれる機会をたくさん逃しそうです。
大学院の授業開始前は、1週間は早くついておくべきですね。
(ま、多分これって常識だと思いますが...)


では。



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# by ideas_blog | 2017-09-17 18:51 | 留学準備・奨学金・ビザ申請 | Trackback | Comments(0)

戦後1950年代の日本から学ぶ「社会開発」:生活改善普及員の事例

のりお@ペルーです。首都・リマが寒くて出かける気がしないので書きかけで放置されていたブログ記事を完成させてみました。...なにしに南米きたんだ、って感じですが。

イデアスでは、もう28期日本人研修生の授業が始まっているようですね!Facebook pageで拝見しました。
今期の研修生のみなさんが怒涛の一年、力をあわせて乗り越え成長されることを願っております。
暇があったらまた情報発信もよろしくお願い致します。.(^-^).


さて。
今回はIDEASの名物教授・佐藤寛先生の十八番授業(らしい)、外国人研修生たちも大いに引き込まれていた生活改良普及員について、です。

日本の発展から現行の開発援助を考えるのって、大事だと思います。なぜなら、日本は「途上国」から「先進国」になった国だから。そこから学べることは多いはずです。

たとえば1950年ごろの医療も栄養状態も向上する前の日本の平均寿命は約60歳でした。そこからの平均寿命の伸びで国の発展状況を見ることができます。日本の発展の中での経緯と取り組みを観察することは、今後の途上国開発にも示唆を与えてくれるはずです。

この、日本の発展が始まり、人々の生活が劇的に変化した時代に生活改善運動というものが始まりました。

1950年代から農村の生活を改善するためにできたのが「普及員派遣」の制度。これにより生活改良普及員(セイカイさん)が活躍し始めます。

生活改良普及員とは、

ーーーーーー
農業改良助長法(昭和23年法律165号)に基づき、農林漁業従事者の相談相手として、その生活関係の知識や技術の普及指導活動を行う専門技術者。全国485か所に設置されている地域農業改良普及センターに所属し、2000年(平成12)現在で一地域農業改良普及センターにおおむね3人、全国計で1296人が配置されている。身分は地方公務員である。なお、1991年(平成3)2月の国の運営方針において、「農業関係」と「生活関係」の普及指導活動の、より一体的な推進を図る観点から、農業改良普及員と生活改良普及員という呼称区分を廃止し、「改良普及員」とした。
生活関係の普及指導活動は、協同農業普及事業の一環として、生活に関する適切かつ実用的な知識や技術の普及指導を直接農家に接して行うもので、アメリカの農村社会で開発されてきた普及事業活動がモデルとされて出発した。普及員の活動分野は、衣・食・住をはじめとして家計管理や育児、保健衛生などの広範な分野にわたっているが、農村の生活が、近代化、都市化の波を受け大幅に変化している今日では、女性農業者の経営参画の促進や高齢化に対応した生活・営農環境の改善等の課題に取り組んでいる。
出典: kotobank

ーーーーー

生活改良普及員の特徴
第二次世界大戦後の日本は、GHQ による指導のもと、新しい農業普及制度(1948 年)の導入
とともに普及実践のパラダイムシフトに取り組んだ。戦中までのトップダウン型アプローチに
おいては農業技術の消極的な受け手であった農民を、「考える(主体性のある)農民」として育
成し、ボトムアップ型普及への転換を図ることが新制度の理念とされた。生改は「農家生活の
向上」と「考える農民の育成」という二つの目標を掲げ、農村女性を対象に活動する新規職種
として誕生した。初期の生改たちは現場活動の試行錯誤の積み上げから、「農家生活の向上」の
ための専門性を築き、「考える農民育成」のための手法を確立し、生改という職業とその支援体
制を徐々に整備していった。

出典: 太田(2004)

ーーーーー

男性は農業の生産向上などを請負い、女性のセイカイさんは、トレードマークの「緑の自転車」で、担当地域家庭を回ってかまど改善、キッチンカー(「栄養改善指導車」)を用いての栄養改善、農作業着の改善などを担当しました。
未亡人、地主の娘、教員などの当時の教養ある女性、また戦争で未亡人になってしまった人で勉強をしたい人がセイカイさんをしていたそう。







近年になって、JICAで、戦後日本の生活改善経験を掘り起こし、現在の農村開発に有用な示唆を与えることを目的とした「農村生活改善協力のあり方に関する研究会」というものが行われました。



そして、現行のJICAプロジェクトでこの生活改善運動の知識技術が生かされています。
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ちなみに、上記の資料をまとめた太田先生の授業も、イデアスでありました。佐藤寛先生のコーディネイトによるものです。
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興味ある!という方、以下の文献が詳しいです。インターネットから無料でダウンロードできます。
参考文献
太田美帆『生活改良普及員に学ぶファシリテーターのあり方 : 戦後 日本 の経験からの教訓』、JICA報告書PDF版、2004年。
水野正己・ 佐藤寛 編『開発と農村 —農村開発論再考— 』、ジェトロ・アジア経済研究所、2008年

こちらの資料では、佐藤寛先生が、当時のセイカイさんたちにインタビューを行っています。

これがなかなか現在の日本とはかけ離れていて、面白いです。
当時の高等女学校卒の女性の思考、生活、そして普及員としての活躍を知ることができるのも面白い。

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現行の途上国開発における生活改善運動については、以下をどうぞ。映像なので、文字で伝えきれない空気感がわかると思います。

JICA NET映像ライブラリー
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現在先進国となった日本の経験・教訓が、今後発展してゆく国々がより良い発展の仕方をするために活きるって素晴らしいし、自分もいつか貢献したい分野だな、と思います。


今回は、以上です。



とりあえずペルー名物セビッチェだけでも食べに出かけてきます。では。



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# by ideas_blog | 2017-09-16 10:36 | 開発について(経済開発/社会開発) | Trackback | Comments(0)

フランスにつきました

こんにちは。MEJIKARAです。

八月下旬にフランスに無事到着しました。八月下旬大学院のオリエンテーションが始まり、授業が9月の上旬から始まります。パリは様々な人種や文化圏の人々がいることが町中を歩いているだけですぐわかります。トルコや旧植民地の北アフリカやシリアからの難民の人々も多いようです。

ちなみに生活はというと、パリの夏はみんなバカンスにでてしまっていて、人が全然いません。お店もあんまりやっていないです。居住地の近くのパン屋さんは、20日間ぐらいお店閉じてました。。。。ちなみに日曜はほぼすべてのお店が閉まります。。。つまり土曜日にお店で食料を買い込んでおかないと、日曜日にひもじい思いをします。(それか少し高いがレストランに行くか。)

たびたび人々のモラルを疑うような瞬間にも出くわしますが、それでもうまく回っているのがこの国なのだと思います。その話はまた今度書きますね。

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# by ideas_blog | 2017-08-28 22:02 | Trackback | Comments(0)

大学院が始まるまでに何をするか

Hola, のりお@メキシコです。

大学院開始は9月の後半、そこでイデアス終了後なんらかのインターンをしようと探していました。
その結果中南米に密なコネクションをもっている同級生のハナさんにお願いして見つけたエコツーリズムのNGOにお世話になることになり、ユカタン半島にやってきました。ここでこれまでの仕事の経験を生かしてNGOの活動を発信するためのコンテンツの作成をしています。その後少しペルーとボリビアを巡り、イギリス入りする予定です。

メキシコは、ご飯がとても美味しいです。そして、首都のメキシコシティと違ってユカタン半島はとても暑いです。

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他のイデアス27期生のイギリス組はプリセッショナルコースの為に既に3人イギリス入りしています。
またフランスで進学するMEJIKARAは8月末から始まる授業の為にすでにパリに到着しました。しかし、生活に必要なインフラが日本より悪く、苦心しているようです。(もしかしたら本人がまたブログにも書くかもしれませんが...)
その他、まだ幕張にとどまってIDEの図書館で(IDEAS OBは図書館利用カードが作れます)勉強と筋トレに励んでいる者、都内で仕事をしている者など、みなそれぞれです。


わたしはまだ訪問したことのなかった中南米を訪れるということに時間を割くことにしました。2ヶ月の時間の余白なんて次いつ持てるかわからないものですから....
全くスペイン語がわからない状態できたので、文法だけ突貫工事で学習し、今は1日10語ずつ覚えている状態です。
一緒に働くみなさんは英語がわかるので普段は英語で会話しています。そしてNGOの施設にはなぜかフランス人ツーリストが多く訪れるので、期待せずフランス語を使う時もあります。
この機会に言語能力をしっかり鍛えたいものです。

また、日本を出る前に、イデアスの先生たち、またその他同級生や友人から、わたしの興味関心に関係のある研究者や実務家、組織を紹介してもらうことができました。
彼らにいただいた知見や情報を生かして、ただの観光旅行でなく、今後大学院で勉強する人類学や開発に関係のある活動を行っていくつもりです。
イデアスで培ったネットワークはこのような場所でも生かすことができるのです。

ではでは。










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# by ideas_blog | 2017-08-18 11:20 | 学校生活_その他 | Trackback | Comments(0)

終戦記念日に考える戦争と平和: 模擬原爆というものを知って

もうすぐ終戦記念日ですし、今日は一転して、第二次世界大戦について昨日はじめて知ったことを書きます。

先日、なぜか母にradikoアプリでのラジオ番組の録音方法を聞かれました。なんでそんなことを聞いたかというと、母の習いごとの先生がラジオに生出演したからそれを録音するため、だそうです。

その番組でのお話の話題は、「模擬原爆」。先生はその生き証人なんだとか。
録音を請け負って音声データを編集しがてら番組の内容を聞いてみたら、それはそれは、中々つらいお話でした。


8/6の広島、8/9の長崎の原爆投下前に、アメリカ軍ははじめて原爆を落とすための「練習」を50回近く行いました。長崎に落としたプルトニウム爆弾と同じ大きさで、中身だけ普通の爆弾であるのが、その時使われた「模擬原爆」。英語でいうと "パンプキン爆弾"です。(広島は little boy、長崎は fat man。なんで原爆って拍子抜けするくらい無害っぽい名前がつけられるんだろうか)[https://ja.wikipedia.org/wiki/パンプキン爆弾]
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模擬爆弾投下は、日本が降伏する8/15の一日前まで行われていたといいます。広島長崎の予行練習、だけではなかったようですね。

ちなみに世界的(というか連合国側的?)には第二次世界大戦の終結は9/2。日本の終戦記念日はちょっと違いますね。
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ラジオに出演されていた龍野繁子さんは御年92歳。小学校時代に満州事変、それから日中戦争、教師になってから第二次世界大戦と、若い時代を戦争だらけで生き抜いてこられた方です。大阪に模擬爆弾が落とされたのは7/26。軍需工場の近くでした。当時中学校の教師であった龍野さんは、学徒動員のためボタン工場に生徒たちと滞在していました。模擬原爆の炸裂により自分と生徒が居た部屋の隣に、料亭の庭石が飛んできたことをはじめとする戦時中の体験は、これまで口に出して語ることもできず、ずっと黙っていたといいます。

けれども、20年前に模擬原爆のことが春日井の市民グループを中心に明らかにされ始め、その生き証人として口を開くことを決意し、今は依頼があればすべて断らずに足を運んで話すそうです。「物言えば唇寒し」の戦時中、疑問を口にだすことも、また疑問を抱くことも許されないような状況を、省みられていました。

この番組のradikoでの公開期間はもう終わってしまったのですが、
ラジオとだいたい同じ内容のYahooの転送記事が2年前に出ているのを見つけました。

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こちらを一読し、終戦記念日にだけでも、原爆と一連の空襲で一旦焼き尽くされた国の子孫として何ができるかを考えるのもいいかもしれません。

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# by ideas_blog | 2017-08-14 09:40 | 開発について(経済開発/社会開発) | Trackback | Comments(0)

イギリス英語学習用のおすすめ一話完結型ドラマ

のりおです。

英語の聞き取り力向上には、"Friends" というアメリカの息の長いドラマが良いというのがおなじみの言説です。
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イギリス英語をとくに学びたいなら "Black Books"はいかがでしょうか。
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根暗な本屋の店主とその周りの人々による一話完結型のコメディです。一話24分ほど。
イギリスの皮肉っぽいジョークはちょっとわかりにくいし、本屋なので有名な作品の名前を使った笑いのシーンが普通にでてきます。のんびりだらりとしているので疲れて家に帰ってきたあとに見てもいいと思います。




わたしはシャーロックホームズのストーリーを現代に置き換えた "Sherlock" シリーズが好きなんですけど、すごい早口で小難しいことを言うので、英語学習用に使うにはしんどいです...。

これはイギリス人の友人から教えてもらったドラマなのですが、彼女はほかにも以下の写真にあるようなコメディが面白い、と言っていました。ご参考までに。

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もう日本を旅立ちますので、IDEASに関するこのブログへの情報蓄積はもうあまり必要ないかなと思いますが、あと数記事くらい書くと思うのでどうぞお付き合いください。リクエストがありましたら今のうちに、どうぞ。

ではでは。


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# by ideas_blog | 2017-08-13 16:38 | TIPS | Trackback | Comments(0)

国際協力/途上国開発の専門家を養成するアジア経済研究所開発スクール(IDEAS/イデアス)27期日本人研修生(2016-2017)の生活を綴ったブログです。授業の様子や大学院・進路・奨学金情報をお届けします。IDEASの公式ホームページはこちら(http://www.ide.go.jp/Japanese/Ideas )海浜幕張駅から徒歩10分、見学も可能です。


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