フェローズとの思い出...ご飯とお祈り

河津です。
先日の前期修了式の際、見学にいらっしゃっていた方に「河津さんですか」と声をかけられました。驚きました。
あまりお構いできず申し訳なかったです。…が、日本人と留学生の仲いい感じは見ていただけたのではないかと。
なお、自己紹介に掲載されてる似顔絵(おそらくそれを見て見学者さんは河津を特定したのだと推測しますが)はのりお画伯の作品です。

さて、先週木曜日は、IDEASの前期修了式でした。
日本人研修生の学生生活はこの後7月まで続きますが、留学生たち(Overseas Fellows、日本人の間ではフェローズと呼んでいます)は3月で研修終了。10月から5か月余りの研修を終えて、先週末に帰国してしまいました。さみしいことです…

ので、いくらか彼らとの思い出について書きます。


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<先日お呼ばれしたご飯会のテーブル。ブータン料理(右手前のボール2つ、辛さ抑え目)、ミャンマー料理(右から2番目の鍋、おでんと似ている味)、インドネシア料理(中央の白と赤の皿、春巻き、中身はチキンと豆腐)、野菜餃子(中央手前タッパ、のりお氏作)、ベトナム料理(左の皿2つ、揚げ春巻き)、サラダ(料理スキルの乏しい河津持ち込み)>


フェローズとは、日々のお昼を一緒に食べたり、休みの日に遊びに行って行先でご飯を食べたりする機会が何度もありました。ムスリムやベジタリアンがいたため、外出先での食事となると、材料をお店の人に尋ねたり、場合によっては特別メニューをお願いしたり気を使ったものです(その辺の調整はほとんどのりお氏がやってくれたのですが)。

昼食も寮で作って持ってきているフェローズも多く、何度か分けてもらう機会がありました。ムスリムの男性は料理できなさそうという偏見があったのですが、パキスタンの炒め物おいしかったです…彼ら(南アジア人)の全然辛くないは日本人には結構辛い。
私はアフリカ料理は食べたことがなかったのですが、コートジボワールのフフという薄黄色い謎のフワフワ(現地での主食で、バナナらしい)もおいしかったです。


ところで、ご飯を一緒に食べていると何度か聞かれた質問として、「いただきます」って何なの、というのがありました。

食卓に上っている命や、用意してくれた人に感謝している、と説明したのですが、実際のところあまり意味は考えずに行っている習慣、というのが(私にとっては)近い気がします。が、何度か問われたことで自分でも意味を問い直し、今はもう少し意識的に手を合わせているように思います。

宗教に関する会話は意外と多いです。いろんな人から自分の宗教を聞かれたり、日本人と南アフリカ人のクリスチャンから彼らの神様や世界観を聞いたり、バングラデシュとナイジェリアのムスリムにイスラム教について質問したり。


本で学べる事もたくさんありますが、それが実際にはどういうことなのか?というのは、食べ物なら食べてみたり、心の話なら本人に聞いたりしないと、ピンと来ない。そういうものを、フェローズと一緒に過ごすなかで、学んだ気がします。

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<リズン(2004)「1冊でわかるイスラーム」、岩波書店。バングラデシュ・ナイジェリアのムスリムとイスラム教について話した後で、これを読みました>


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by ideas_blog | 2017-03-14 23:08 | 学校生活_その他 | Trackback | Comments(0)

国際協力/途上国開発の専門家を養成するアジア経済研究所開発スクール(IDEAS/イデアス)27期日本人研修生(2016-2017)の生活を綴ったブログです。授業の様子や大学院・進路・奨学金情報をお届けします。IDEASの公式ホームページはこちら(http://www.ide.go.jp/Japanese/Ideas )海浜幕張駅から徒歩10分、見学も可能です。


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