みなさま、こんにちは タロウです。
ある開発経済学者について紹介します。
紹介したいのはエステル・デュフロさんというフランス人女性です。
まだ、若いですが、
「
ジョン・ベイツ・クラークメダル」[40歳以下で最高のアメリカの経済学者(MIT在籍)に授与]をはじめ、軒並み有名な賞を取っており、TED(
こちらから)にも2010年から登場しています。
しかし、プレゼンテーションは正直そこまで上手くないので、書籍の方が圧倒的に面白いです。
その最新(2017,7月当時)の書籍が「貧困と闘う知」です。
「限られた資金で子供の教育を改善するにはどうするか?」「出勤してこない教師や看護師にどう対応するか?」「マイクロファイナンスは本当に貧困を救う魔法の処方箋か?」「どうやって汚職と闘うか?」
教育・医療・金融・ガバナンスの最新の研究成果について、元々は医学の実験で使われていた「ランダム化比較試験(RCT)」を開発の世界に大胆に取り入れ、感覚や思い込みではなく、本当に効果を達成するための具体的な手法・政策を実践から導いています。時間が無い人はTEDからご覧になって見てください。本はIDEASに置いていきます。