世界の学窓から~オランダ編~

(今回は、イデアス26期卒の先輩、「Lyca」さんによる寄稿です!)

こんにちは。イデアス26期卒、現在オランダ・ハーグ在住のLycaです。27期生よりお誘いいただき、日本ではあまり知られていない留学先、オランダ・ハーグにあるISSという大学院について、この場をお借りして紹介させていただきます。

ISS(International Institute of Social Studies:社会科学大学院大学)はエラスムス大学の傘下にある大学院で、四年制大学の機能はなく、修士と博士課程のみで運営しています。ここでは、ISSの大きな特徴を三つ紹介いたします。

[特徴その1:ユニークなプログラム]
1つ目の大きな特徴は、独特なコースプログラムです。ISS修士生は全員が開発学修士(MA in Development Studies)という肩書となりますが、その中で5つの専攻から自分の専門を1つ選びます。私は人権・ジェンダー・紛争のコース(正式にはHuman Rights, Gender and Conflict Studies: Social Justice Perspectives)に所属していますが、他には農業、ガバナンス、経済、社会ポリシーのコースがあります。また1年4か月というプログラム日程もユニークな特徴の一つです。9月に始まり翌年12月に修了となりますが、9月~12月は新旧の学生が在籍するので、先輩から授業やオランダ・ハーグの情報などを得ることができ、個人的にはとても有益だと思います。プログラムは全部で4タームあり、始めに経済・政治・社会学と開発の基礎コースをとり、その後専攻毎に分かれて専門的な授業に入ります。授業はすべて英語で行われます。1ターム3~4か月で、授業毎に2,3つのリーディングを予習し、授業内でディスカッションやプレゼンテーションを行います。1~3タームで授業及び課題があり、各授業のレポートや筆記テストがあります。4ターム目は修士論文の執筆期間となります。

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[ISS校舎。手前に運河があり、人々は運河沿いのベンチでくつろいだりしています。]

[その2:修士生のほとんどが留学生]
2つ目の特徴は、私の同期は全体で170名強ほどですが、その多くがアジア、アフリカ、中南米等の途上国から来ているという点です。ヨーロッパ、北米、東アジア(日本、中国、韓国)からの学生は少数派です。ISSに来る学生は開発途上国出身や開発現場で働いた経験がある人がほとんどなので、授業や講師からだけでなく、学生同士から学べることも非常に多いと思います。また、非英語圏の国からきている学生も多く、違う言語を学べる機会や、英語にまつわる悩みを共有し、励まし合える関係もできました。また、ISS主催で各国の料理や文化を発表する異文化交流の場もあり、多様な文化に触れる機会が多くあります。

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[MA2016-17期生:オランダ一日観光がプログラムに組み込まれてあり、風車と運河で有名な観光地を回ったりします。人が多すぎて後ろの風車が全然写ってない…]

[その3:ハーグの街全体がキャンパス!]
エラスムス大学本部はロッテルダムという都市にありますが、ISSは本部とは別で、独自にハーグで運営しています。前述の通りISSは修士と博士課程のみのプログラムであり、「大学」といって想像するような広大なキャンパスはなく、実は5階建ての建物一つで運営しています(一枚目の写真)。私が最初に訪れた時は、イメージとは全く違う“キャンパス”に少しショックを受けました(笑)。しかしながら、ハーグはオランダ第三の都市ではあるものの、オランダ王宮や各国大使館、国連や国際機関などの重要な機能を多く有する国際的な都市です。ハーグ市内で行われる国際的なイベントやピースフォーラムなど、ISSの外でも開発や平和についてのイベントに参加できるのもハーグに住む魅力の一つです。その中で、ISSの建物はオランダ王宮の真向かいに位置し、ハーグ中心地に徒歩10分、中央駅へも徒歩20分程という環境にあり、ハーグ全体がキャンパスといっても過言ではないほどの立地です。また、学生寮はISSの隣、徒歩2分の場所にあり、住環境は非常に整っています。個人的な感想ですが、首都や大都市の喧騒はなく、ハーグには古き良き建物、おおらかで落ち着いたオランダの人々と生活があり、とても住みやすい環境だと思います。

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[ISSから徒歩5分の所にある平和宮(Peace Palace)。国際司法裁判所(ICJ)等が入っています。]

また、ここで一つオランダ留学の予備知識ですが、オランダは「ビザの事前申請が不要」なのです。オランダに住み始めた後、大学の案内で市役所・移民局に手続きに行けば、定住許可書を発行してもらえます(2017年7月現在)。一般的な留学手続きで必要なビザ申請の手続きや支払いが省けたので、個人的にはとても助かりました。以上、オランダ・ISSの特徴を3つ挙げました。コースや授業内容は長くなるためここでは割愛させていただきましたが、もしご興味のある方は遠慮なくコメント等いただければと思います。日本で行われる留学フェアや留学エージェンシーなどの多くはオランダの大学院はあまり扱われず情報を得ることは難しいかもしれませんが、大学院選びに悩んでいる方はぜひ参考にいただければ幸いです。


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# by ideas_blog | 2017-07-19 20:13 | IDEASの先生・先輩の寄稿など | Trackback | Comments(0)

修了式後のイデアス滞在 & エコツアー/リサイクル工場見学について

のりおです。
もう授業は全て終わって、修了式すらおわっているんですが、私はイデアスのIDが切れる今月末まで幕張に滞在することにしました。しかし修了式が終わって半数以上の人たちがもう机を片付けて跡形もなく去ってしまい、なんだか寂しくなってしまいました。あと1週間で渡英、という人も複数います。大学院が始まる9月まで日本にいる人たちは、仕事だったり勉強だったり筋トレだったり,,,に励むようです。私は、というと、ちょっと久しぶりにどこか海外を流浪しようと思っています。

あ、そうだ。IDEAS28期3人、あと見学者(!)1人の方が修了式にきていらっしゃいました。ありがとうございます^^
修了式のときに、「のりおさん、どなたですか?」とMEJIKARAに聞いたという28期生の方。本人気づきませんで、失礼いたしました。懇親会の時は、あわあわしていて、変な動きしてたかもしれない...。


さてさて。本題なんですが。
ずいぶん前の記事で、イデアスの授業以外のイベントをざっとリストアップしました。
今回はその時に紹介仕切れてない出来事をば。
環境をご専門にするアジ研の先生の手配で、日帰りで「エコツアー」に行きました。要は、環境対策の施設の見学です。これは、まだ外国人研修生がいるころの話です。何月だったかな...

研修には、ほかに農業研修、工業研修?(そういう名前ではありませんでしたが、)があります。しかし私の中ではこの環境ツアーが一番興味深かったので、これを紹介してみます。
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このヘルメットをかぶった写真を撮ったのは、家電のリサイクル業者の工場前。中で冷蔵庫や洗濯機が人力で解体されていました。HDDも、仕分けされ、粉砕されてレアメタルが回収されていました、人力で。

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解体工場や廃品回収場の中をみるのは私も初めてで、興味深かったです。小中学校のときは、何かを「作る」工場の見学にしか行きませんでしたから....社会のこういう再利用や処理を担う側面を見るのもとっても大事です。

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あと、純粋に工場ってなんだかワクワクします。パイプが縦横無尽に走り、何かを吸い上げて運ぶ音がする。ゴミ処理施設やリサイクルセンターって、働いている人でないと入る機会などついぞない感じの場所なのですが自分の生活には密接に関わっているはずで、お仕事中に案内してくださり写真も許可してくださったそれぞれの企業、行政の方に感謝です。

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その他、ゴミ焼却場で、大きなゴミ収集ピットを見たり。日本のゴミ処理能力は外国人研修生にもわたしたち日本人研修生にも興味深いものでした。同時通訳を介して、たくさんの質問が飛び交っていました。名刺交換もしていました。経済金融投資系の省庁以外に、大統領府?の所属の研修生もいたので、そういう人は、こういうゴミ対策なんかの仕事もするらしいです。
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この研修ツアーは、東京近郊の施設のみだったので日帰りバス移動でした。他の行政区間なんかではまたリサイクルの方法もちがうだろうし、どうなっているのだろう。上水・下水についても知れたらよかったかなと思います。イデアス事務局に提出するアンケートにこれらのことを書いた気がするので、また研修ツアーがよりよくなったらいいなと思います。


今日は、こんな感じです。
また、書きそびれていることがあったら、思い出し次第書きますね。

では。






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# by ideas_blog | 2017-07-17 10:05 | 学校生活_その他 | Trackback | Comments(0)

UKVIとの闘い(2): イギリス学生ビザ(Tier4)東京のビザセンターでの書類提出

のりおです。東京・新橋のビザセンターに行ってきました。無駄に詳細に報告してみます。

予約は、朝8:30。それしか選択肢が残っていなかった...。けっこう朝早くてきつかったです。満員電車も....
まあ、仕事に行く前に出せるタイミングなので、平日お仕事休むのが大変な方にはいいですね。

オフィスはビルの4階。意外と小さいです。最初に名前を伝え、appointment confirmationを見せ(べつにバーコード読み取りとかされなかった...)荷物検査を受けて、待合室へ。

ビザセンターでは写真が禁止でした。ですので軽くスケッチしたのを載せます。
まあ、正直無機質なオフィスなので、別に描くものはなかったです←
この絵の右下に当たるところあたりに、Priorityサービスを頼んだ人用の椅子があります。"priority"ってかいてあります。露骨です。

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待合室にはいり、そこで書類を並べます。
仕切り紙、っていうのが、前回載せたこのpdfの中にあるバーコードつきの紙で、提出書類を、種類ごとに仕分けしてこの紙を間に挟む必要がありました。こういうの↓です。

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この紙は、ビザセンター内のラックに置いてあるので、印刷していく必要はなかったです。ただ、どの仕切り紙がどの書類用なのかは事前に確認しておくと良いでしょう。「Tuberculosis (TB) Certificate?? Appendix II.....?自分に関係ある?」ってならないように。

私がビザセンターに行った時、実は携帯が壊れていて調べられず、センター内でPCは禁止されていたのでセンターを一度出て、ビルのロビーで座り込んでPC開いて調べる羽目になりました...(これは自業自得ですが)

それから、Document Checklist というのをカウンターで渡されますので、それをみて、自分がオリジナル(パスポートとか)持ってきたか、コピーもってきたか(PCデータの印刷も含む)チェックします。あらかじめ何がいるか知っておくには、ここを見てください。

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ちなみに書類の整理を担当者にお願いすると、お金取られます。笑 仕切り紙のタイトルの意味が不明瞭だからといって質問も受け付けてもらえませんでした^p^
他にも様々な有料サービスがあります。SMSで進捗を教えてくれるものくらいは押さえておいてもいいかもしれません。(なぜメールでなくSMSなんだろうか)
あ、photograph serviceとありますが、そもそも写真持っていかなくてもいい人も多いと思うので、自分は写真持っていく必要があるか把握しておくと良いかと。

あ(再)、パスポートの顔写真ページをA4用紙にコピーしたものも持って行った方が良いです。(紙はどれもかならずA4)ビザの引き換えにこれ持ってきてくださいね、ってレシートをもらうんですけど、わたしはそれをパスポートコピーに貼られて、「じゃ、メールで通知がきたら、このセット持ってきてください」っていわれました。

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それが終わるとセンター内の小部屋の前で番号札をとり、指紋スキャンと写真撮影をします。いたって普通です。
私はというと、「顎下げすぎです」と3回くらい写真の撮り直しをされました...(撮られるのはとても苦手)

そんなこんなでだいたい30分くらいで全ての行程が終わりました。朝早かったからかな。私がセンターに着いた時には2人しか人がいなかったのに、その後続々と申請者が来てました(ほとんどみんな、若い。留学かな? )

とりあえず。以上です。
どなたかの参考になれば幸いです。








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# by ideas_blog | 2017-07-16 20:49 | 留学準備・奨学金・ビザ申請 | Trackback | Comments(0)

Sussex Presession内容

今日は、アンジュです。

IDEAS後期 授業途中から、イギリスのSussex大学のPresessionを受けています。
後期の課題をクリアし、無事卒業できて嬉しいです。

SussexのPresessionは単にIELTSのScoreを上げるための英語の勉強というより、
効果的に
他の人に自分の意見を伝える方法
Lectureのメモの取り方
論文の書き方
文献の探し方
をtutorから学ぶ
という大学院での勉強に必要なSkillを学ぶ実践的な授業で、
毎日 とても参考になっています。

参加者の中には、既に入学に必要なIELTS Scoreを持ちながらも、
大学院の準備のためにPresessionを受けている人も多いです。

授業開始前に、学校の先生と既に顔見知りになり、親しくなれるのも、Meritです。
(今日は夕方から IDS主催のBarbeque Partyに参加します。)

生活の基盤を先に築けること、Europeで一番素敵な季節を満喫できること
もMeritかな。

皆さんも、Presessionは必要だから申し込むことになるでしょうが、
大学院のために役立つ内容なので、積極的にご検討下さい。

以上、毎日が上高地にいるような爽やかな環境で過ごす、
アンジュからでした。




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# by ideas_blog | 2017-07-15 01:26 | 留学先から | Trackback | Comments(0)

イデアス修了式

こんにちは。MEJIKARAです。

7月13日にイデアスの修了式があり、無事にIDEASの後期課程を修了しました!WOOHOOOOOO!!!!

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修了式では、JETROの佐藤理事からの祝辞や、山形先生からの研修講評や河津さんからの熱いメッセージがありました。
気づけば後期は地域研究を中心に102コマもの授業を受けていたらしいです。

この10ヶ月はあっというまでしたが、非常に濃かったと思います。
去年の今ごろは、自分はイデアスに進学するかどうかを迷っている時期でもありました。
結論からいうと、イデアスに来て本当によかったなと思います。(将来もそう思っていたいです)
私の場合、前職が開発との直接的な関連性が弱かったので、イデアスにきて人生が変わったと思います。
更にいうと、同期と出会えて、正直、価値観も少し変わったと思います。

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レセプションでは来賓の方々とお話をすることができました。
14期生の大先輩も来てくださっており、私も将来イデアスに舞い戻ってこれるよう、精進せねば。。。と思いました。
なお、レセプションでは、来期(28期)のIDEAS生にもお会いすることができました。
皆さん熱い志をもって入ってこられるので、是非10ヶ月を有意義なものにしてほしいと思います。
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# by ideas_blog | 2017-07-14 12:14 | 学校生活_その他 | Trackback | Comments(0)

UKVIとの闘い(1): イギリス学生ビザ(Tier4) オンライン申請

暑いですね、のりおです。

UKvisaの申請をしてきました。
留学前の大仕事、学生ビザ(Tier 4/Student visa)申請。
今回はオンラインフォーム入力、ビザ料金決済までについて、大事なポイントを説明します。

Tier4ビザ申請には、gov.ukのウェブサイトにガイダンスがのっています。
ただ、gov.ukは不親切で、各フォームをどのように埋めたらいいのかの例示がありません。

ですので、各大学のウェブサイトに大概ビザ申請の方法がちゃんと載っているので、その手順を参考にするとよいです。
SUSSEX大学だったら、ここ。おそらく大学に質問がたくさんあるのでしょう。。質問項目がわかりにくいような箇所への解説がとてもわかりやすいです。Point based systemのポイントっていくらなんや...っていう時にも、役に立ちました。
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自分の行く大学のウェブサイトにもきっとこういうページがあるので、それを探すなり、大学に問い合わせるなりしてみてください。

ちなみに、申請をするにはあらかじめ大学からCAS(Confirmation of Acceptance for Studies)をもらって置く必要があります。申請のためのアカウントを作って、あらかじめ基本情報を埋めることは早めしておいても賢いと思うのですけどね。
ビザ申請が可能になるのは入国予定日の3ヶ月前から。その時期になったら、大学のInternational Students担当部署に連絡すると、すぐ発行してくれるかと思います。私は、留学前の1ヶ月日本以外の場所で過ごしたくて、早めにビザ申請をせねばならず、「As soon as possibleでCASをください!」とメールしたら1日で出してくれました。サセックス大学、手厚い。

さて、申請情報のフォーム入力が終わると、誓約書にサインさせられ、そしてBiometric residence permits (BRPs)なるものの回収場所を指定する項目にうつります。大学が、それぞれの担当部署で住所を指定している場合、それがCASに表記されているかと思います。それをAlternative Locationに入力します。

それが終わると、ビザセンター訪問の予約。

そして、ビザ申請料金の決済にうつります。ビザ申請に335ポンド(くらいだったはず)+ immigration health surchargeがいるのです。財布から血が吹き出ます。

IHSは条件によって金額が違うかもしれませんが、私の場合、34200円でした。
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ビザ料金の計算はこちらで、
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(*早めのビザ発行のためのプライオリティサービスを使うと、この金額に27000円くらいプラスになります。)


IHSの金額は、こちらで計算できます。
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(*修士のUKでのNational Qualifications Frameworkは、レベル7です。博士はレベル8。)



ビザ申請料金は基本ポンドで指定されていますが、日本から申請する場合、支払いは日本円です。すこし早い時期に申請した同級生は、49000円程度だったといっていました。為替こわい。。ポンド安のときに申請したらちょっとお得です...日本円で請求されるので、為替の変動に支払額が左右されます....
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ちなみに、決済が終わるとなぜかアカウントからログアウトさせられました(私が時間切れだっただけ?)

しかし、オンライン申請と支払いがおわったら、プリントするものがいくつかあります。もういちどログインします。

申請終了後に送られてくるメールに書いてあるのは、"appointment confirmation"のプリントアウト、ビザ申請書類のプリントアウトに署名をしたもの、パスポート、18才以下なら同意書、+any other documents..

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この"appointment confirmation"のプリントアウトは、VISA4UKのアカウントの中のview appointment からできます。
メールには、何処そこにあるボタンから所定のページの印刷をして...なんて書いてくれていない適当さなので、気をつけてください。わたしは、「appointment confirmationの印刷? どれだろう。通知メールの印刷でいいのか...?」と危うく間違えるところでした。
申請書類の印刷は、アカウントに入ったらすぐにわかるんですが。。

とにかく、アカウント内のページは、余すところなくすべて目を通しましょう。これ大事。

そして、つぎにRegister at Commercial PartnerをおすとVFSというページに飛ばされます。
....commercial partnerってなんや。
絶対これをしなさいという指示はどこにもないので飛ばしかけたのですが、実はこのページにめっちゃ大事なことがかいてあります。

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じつは、オンライン申請終了後にビザセンターに持って行くものの指示が、メールとVFSのサイトで違うので、
VFSのページにのっている内容を見落とすと大変。

VFS Japanを選択して、このページのリンクを、全部みましょう。全部です全部。
写真撮影や指紋認証はビザセンターでやるので、写真は事前にとらなくていいこともわかります。

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特に、このAnnex-Aというpdfを読み飛ばしていると、大変なことになっていました...提出書類の形式なんてメールには書いてない!!!!!書類をバーコード印字された紙で種類ごとにソートしていかないといけないなんて、書いてない!!!!!

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あとは、メールの内容の、any other documentsってなんやねん!?ということになります。預金残高の証明は、日本人はAppendix Hの"Low risk countries"のひとつなので、義務づけられてはいません。
[これはKing's College LondonのTier 4 Supporting Documents checklist なんですが、わかりやすいので参考にしました。(ビザ要件は日々変化するので最新の情報を手に入れるよう注意してください。)]

しかし、VFSのサイト内で出した書類だけ見て決定するという文言があるので、プラスになりそうな情報はあらかた出したほうが良さそう。大学のオファーレターとか、宿泊先が決定していたらそのお知らせとか、支払い済みの何かがあればその領収書とか。

VFSのdocument checklistもちゃんと確認しましょう。
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はっきりいって、ビザ申請ってめっちゃめんどくさい。留学サポート企業さんたちって、このために存在しているのかな。多分、とても忙しいという現役社会人・学生さんは費用対効果を考えてサポートを利用することも考えてもいいかもしれません。わからないところを教えてくれますしね。
ま、でもいい経験でした。

次回は、ビザセンターでの様子を書きますね。



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# by ideas_blog | 2017-07-13 10:22 | 留学準備・奨学金・ビザ申請 | Trackback | Comments(1)

引越し

こんにちは。MEJIKARAです。

今週の木曜日に修了式ですが、もう授業がないので、すでに一部の人は引越しを始めています。私は海浜幕張の近くに住んでいるわけではないのですが、実家に戻るべく引越しを始めました。海浜幕張の近くに住んでいる人も、今週来週で引っ越す人が割といるようです。

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ちなみに、7月の下旬から8月の上旬にかけて留学先に出発する人が多いです。私も8月の上旬にパリに向けて出発する予定です。このブログでは留学先に行った後も、留学先の紹介だったり、更新頻度は下がると思いますが、細々と続けていければいいなと思っています。

それでは、また今度。

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# by ideas_blog | 2017-07-11 10:10 | 学校生活_その他 | Trackback | Comments(0)

修了論文発表

こんばんは。MEIJIKARAです。

本日修了論文発表がありました。一人持ち時間30分で報告を行いました。(プレゼンテーション15分+質疑応答15分)。プレゼンテーションには、普段のゼミの先生方だけではなく、アジア経済研究所の研究員の方々も来てくださいました。先生方からは厳しいコメントも頂きましたが、非常にためになりました。頂いたコメントやアドバイスを基に、論文修正し、今後につなげていきたいと思います。

この発表会が私のイデアスでの最後の課程となったわけですが、最後の最後に各先生から講評(兼激励?)をいただいた時、実は感極まって半分涙目になってきました。今振り返ると、この一年間のイデアス生活は、長いようで短かったように感じます。一つ言えるのは、とても充実していたし、分野はそれぞれ違うけれども開発専門家になろうとしている同朋に会えたことはとても幸せなことだと思ってます。また別の機会に、この一年間の振り返りをブログに書こうと思いますが、いよいよ卒業式も目前に迫ってきています。さみしいなぁ。。。

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(軽い打ち上げを少人数でしました)

それではまた次回!

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# by ideas_blog | 2017-07-08 00:01 | 学校生活_授業 | Trackback | Comments(0)

書籍紹介: 静かなるイノベーション

みなさま、お久しぶりです。
タロウです。

今回は書籍を紹介します。
(ご存じの方も多いと思いますが、素晴らしい本が沢山あるので他の本も当たって見てください!)
から出ている「静かなるイノベーション」という本です。
実際に今活躍している社会起業家を紹介する本ですが、いちいち刺激されます。
僕は以前この分野に関心があり、その時にこの本に出会ったのですが、面白すぎて、
今振り返ると見苦しいぐらい書き込みがしてあります(笑)。

今は違う道を目指していますが、この本を読むと今でも刺激を受けます。


ちなみに、IDEASからも社会起業家やビジネスを通じて活躍している人がたくさん出ています。
その中のお一人が21期の深町英樹さんです。(IDEAS HPでも紹介されていますのでみてみてください!)


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# by ideas_blog | 2017-07-06 22:57 | 書籍(動画)紹介・参考書籍 | Trackback | Comments(0)

私の修了論文: 発展途上国とトイレの話

のりおです。

いや〜、修了論文おわりましたね。
イデアスの教室で同級生と一緒に缶詰になって、論旨の持っていき方をあーでもない、こーでもないと相談する日々でした。健康維持のために毎日、ラジオ体操とかもしてました。
喉元すぎてみれば、「青春の追体験」って感じで、(当社比)キラキラした素敵な思い出として記憶に格納されそうです。

さて、わたしは途上国におけるコンポストトイレの導入への文化的懸念点というテーマで執筆しました。
もともとは、水問題全体、もしくは飲み水の獲得方法を研究しようと思っていたのですが、上水道の問題ってだいたい政府の計画より人口が増えすぎるとか、金が横領されるとか、政策やガバナンスによるものだな、と思うようになりました。そして水問題を調べていくうちに、文化的な要素が普及障壁となっているのは、むしろトイレなんじゃないか、という点に行き当たり、今回トイレについて調べることになったのです。
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というわけで、毎日トイレと人糞とケガレと下水について調べまくってました。

べっぴんのねぇちゃんもよれよれのおじさんも、金持ちも貧乏も、健やかなるものも病めるものも、みんなに平等に関係してくるのが排泄問題。
公衆衛生の改善が、途上国の経済発展に寄与することは実証されていますが、しかしまだまだトイレ問題が公に語られることは多くの人に恥ずかしいという感覚を与えます。途上国の政治家にとっても上水道整備というのは魅力的なアピールポイントですが、下水道整備について声高らかに宣言する人ってほんとにいません。

WHO/UNICEF Joint Monitoring Programmeによると、今現在でも世界の26億人が、衛生的なトイレにアクセスできていないと言います。そして、野外排泄...つまり野グソを常習的に行っているは、世界で10億人。多くないですか、この数。びっくり。
世界の、5歳以下の子供の主な死亡理由には「下痢」がはいっています。目下イエメンで猛威を振るっているコレラだって、健康体の人が普段の衛生に気をつけていれば蔓延することのない、弱い病原菌です。このビデオのように、野外排泄や手洗いをしないことがかなり大きなコレラの媒介要因なので、衛生管理をしっかりすれば、防げるはずなんです。




でも、例えば40年の人生の間ずっと、開放的な湖畔で「野グソ」をしてきて、急に臭くて暗くて狭いトイレを使え、って言われても、気が進まない人って多いんです。たとえ自分の健康のためにはその方がいいと頭では理解していても、心が、動かない。気が進まない。その他には、自分の家屋よりもトイレの建物が立派だったら、それをトイレ以外の用途に転用してしまったり。人間関係的に見ると、違う階層の人間とは同じトイレを使いたくないなんて言って、せっかくお金をかけて頑丈なトイレを使っても使われることなく終わることがあるのです。例えば、上記の理由でインドの政府主体で行われた大規模なトイレ普及計画は失敗しています。

インドは、世界最大の野外排泄人口を保有する国です。2014年時点で、日常的に野外排泄をする世界の人口数(10.08 億人)のうち、約 60%(約5.97 億人)をインドが占めているという結果を上記のJMPがレポートしています。お隣のパキスタンやバングラデシュではかなり状況が改善してきているのに。ちなみにJICAがインドのトイレ普及の現状を詳細にまとめているので興味があるかたはどうぞ。(果たして、興味がある人が居るのか)

他にも、世界には月経中の女性は「穢れている」から同じトイレを使いたくないとか、自分の義理の父やその兄弟と同じ空間で排泄するのは「タブー」だから同じトイレを使いたくないとか、様々な文化的理由でトイレの普及が阻害されています。トイレの普及、そして衛生環境の改善のためには、技術改善や啓発活動だけでなく、相手の文化を理解することが、とても大切になってきます。


ああ、私の修了論文、もしかしたら、イデアス日本人研修生27年の歴史のなかでも、最も論文の字面がキタナイかもしれない.....そして、自分でフィールドワークなどをしたわけではないので、新しい発見をできたかと言われると、「んー...壮大なまとめ学習かも」と思わざるをえません。

でも、自分ではとても意義のある時間で、今後も自分のキャリアのなかで公衆衛生を一つのテーマにしたいという意識を持つようになりました。


そういえば、トイレの普及に疑問をもったのには、西アフリカのトーゴ共和国で使われなくなったトイレを目撃したことにあります。

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トーゴのNGOが建設した共同ピット型(ボットン)トイレ


そもそもトイレを使う習慣のなかった場所のようで、周りを見渡せば子供達は道の端やゴミ山の脇で用を足し、男性は散歩の途中で、見知らぬ誰かの家の壁に向かって用を足し、泊めてもらっていた家の女性は庭に掘ったゴミ捨て穴に立ちション形式で用を足していました。
せっかく海外のNGOから寄付を集めて作ったのに、狭い、電気もない、臭い、さらにはドアも誰かに盗まれてしまった、ボットン式のトイレ。あのトイレは、どんな要素があったら地元の人に継続して使われて、みんなの健康を改善する役割を果たすことができていたんだろう。修了論文を書きながら、ずっと頭のなかで問い続けていました。

こういう原体験は、研究のモチベーションになりますね。

私が修了論文を書く時の参考として使用した文献の著者現駒澤大学の西村祐子氏のブログ記事にもちょっと古いですが、色褪せない力強さがあります。

人格や判断基準、何に熱意を注ぐかは、それまでの経験の積み重ねで決まりますから、どれだけ人生においてさまよってきたからといって無駄なものはないのだなと、しみじみ思います。修了論文で培った知識が、どこかで生きたらいいな。



さて、どーしてもやらないといけないことが終わったので、これから修了論文の発表のための資料をつくりつつ、盛大に遊びつつ、大学院の準備のための読み物をします。まずは、IDEAS図書館にあった、この私得でしかない事典を読もうと思います。
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では、また。

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# by ideas_blog | 2017-07-04 16:38 | 修了論文 | Trackback | Comments(0)

国際協力/途上国開発の専門家を養成するアジア経済研究所開発スクール(IDEAS/イデアス)27期日本人研修生(2016-2017)の生活を綴ったブログです。授業の様子や大学院・進路・奨学金情報をお届けします。IDEASの公式ホームページはこちら(http://www.ide.go.jp/Japanese/Ideas )海浜幕張駅から徒歩10分、見学も可能です。


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