のりおです。最近お天気がすごく良くて、イデアスの入っているアジア経済研究所の近くにある高校の桜が、すでに開花していてびっくりしました。また、花粉症もピークのようで、目がもげそうです。
さて、今日はイデアスに入ってから分かったこの学校の良さを少しばかり紹介したいと思います。
1. 一流の研究者や実務者と知り合える
大学院進学の準備をしながら、自分が専攻する予定でない分野も幅広く学べ、またアジア経済研究所に所属する研究者の方々の中に自分の興味関心と近い研究をされている方が居たら、アポを取って会うこともできます。そうして卒業論文を書き上げていくのが筋みたいですね。
2. 数学や経済学、統計学の基礎をしっかり学べる
社会科学系であっても、少なくとも論文を読みこなすには基本の経済学の知識は持っておいた方がいいと思います。
わたしも、もともとマクロ経済学とミクロ経済学の違いすらもわからないくらいだったので、ついていくのが大変でしたが、ひよっこながら新しい視野で物事を見られるようになりました。
統計は、様々な本で言われているように、身近な事象を自分で読み解くにも役に立ちますし、メディアの嘘を見抜く素養にもなります。この機会に一生懸命学んでおくと、キャリアにおいても、それ以外でも自分の味方になってくれるスキルじゃないかと思います。
3. 友達ができる
まず日本人研修生は少人数で1年間過ごします。つらい受験期や奨学金応募期に励まし叱咤し合える友人というのは本当に重要です。多分わたし一人じゃこのプロセス乗り越えられていませんでした。留学先の大学が違っても、例えば同じイギリス内だと一緒に旅行に行ったり、ということを先輩方はされているので、ぜひ私たちも...と思っています。
また、外国人研修生たちと触れ合うことで、自分の知らなかった国のことを知れます。知らなかったご飯が食べられる。自分と全然違う視点の素朴な質問にはっとすることがある。自分よりもめちゃめちゃ優秀な外国人研修生の給料を聞いて愕然とする、など日々味わえない刺激でいっぱいです。
さらに、いままでのブログでも複数人が言及していましたが、IDEASはタテのつながりの強いので、OB/OGの方々からとっても身になるお話を聞かせていただける機会もたくさんあります。
4. 手厚いサポート、あたたかな事務局の雰囲気
スタッフの皆さんが、イデアス生ひとりひとりを気にかけてくださるので、気持ち良く過ごせます。(ただし調理器具は持ち込ませてくれない) 。皆様素敵なお人柄で、少人数だからこそ柔軟に対応していただけるのがありがたいです。
ちなみに上の絵は、イデアス受験の時に、先輩方が書いてくださったメッセージと事務局の皆さんの似顔絵です。
これを見て、緊張が解けたのを覚えています。いま見ても、イデアスの雰囲気を良く表しています。
さて、とりあえずはこんなところでしょうか。IDEの施設を使える、なんて利点ももちろんありますが、主にイデアス内部に関して、入ってわかったいいところをご紹介しました。