映画から現在進行形の世界の問題を考える。

タロウです。久しぶりに登場しました。
今回は、僕がなるべくたくさんの人に見て欲しいとおもい、イデアスで自主的に上映もした映画を紹介します。

タイトルは「女を修理する男」。去年の難民映画祭でも上映された作品です。
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英語版の映画トレイラーはこちら。


この映画は私たちほぼ全員が持っているケータイに関わる話です。
ケータイには、様々なレアメタルが使われているのですが、そのうち一部は、原産地のコンゴ(民主共和国)で紛争を巻き起こし、たくさんの市民が苦しむ原因になっています。

私たち日本人も、グローバル経済のなかで深く関わっている素材を巡る、まさに現在進行形の問題です。

この深く大きな問題に立ち向かっているのがコンゴのムクウェゲ医師(写真の真ん中の男性)です。彼は既にノーベル平和賞に数回ノミネートされているほどの人物ですが、知らない人が日本では多いかもしれません。実は去年、日本に来日され、その時になってようやっと少しメディアにも取り上げられました。

ところがこの作品は日本で(一般に)公開されてなく、ダウンロードも日本では何故か出来ません。なので、オリジナルの日本語字幕もありません。

なぜ難民映画祭に上映されるまでになったかというと、UNHCRで長年勤められ、現在立教大学特任准教授、「コンゴの性暴力と紛争を考える会」の代表をされている米川正子先生が去年(2016)一年間かけて、なんとかこの映画を上映しようと様々なNGOや大学等に掛け合って日本全国で上映活動を行い、最終的に難民映画祭の上映リストに載るまでになりました。
それぐらい、日本にいる私たちにとっても関わりのある重要な作品だと思ったそうです。

概要等は上記の米川先生が主催するNGOのWebが詳しいのでご覧になってください。

ちなみに「修理」という表現が気になった方もいると思いますが、それに関して米川先生がこちらで解説しています。

ということで、日本で見る機会は上記のようなイベントで見るか、自分でDVDをアマゾン等(日本のにはほとんど出品されていません)から取り寄せるかです。
ただ、今持っているのはIDEASに置いていくのでIDEASに来られる方は是非ご覧になってみてください!

あと、「修理する男」のようなあまり公開されていない作品の上映会を自分自身で開催できるサービスもありますので、イベント開催なんか出来る方はぜひ参考にしてください。




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by ideas_blog | 2017-06-26 02:30 | 書籍(動画)紹介・参考書籍

国際協力/途上国開発の専門家を養成するアジア経済研究所開発スクール(IDEAS/イデアス)27期日本人研修生(2016-2017)の生活を綴ったブログです。授業の様子や大学院・進路・奨学金情報をお届けします。IDEASの公式ホームページはこちら(http://www.ide.go.jp/Japanese/Ideas )海浜幕張駅から徒歩10分、見学も可能です。


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